オーバー60のジジイはHONDA CL500をゲットする夢を見るか?

リターンライダーを目指すも挫折。気が向いた時にバイクの話をしましょう。

立ちゴケせずに走れるか?レンタルバイクを借りる(その2)

さてレンタルしたカワサキ エストレヤW250 とライドに行きましょう。

昨日どこに行こうか考え、「海を見に行こう!」と思い立ちました。

しかし、4時間のレンタル時間では遠くへは行けないので、金沢八景の「海の公園」にしましょう。Ducati東京大田店から約43kmなので、下道を使っても1時間半あれば余裕でしょう、と考えました。

まずまたがって座ります。両足がかかとまでべったり着きます。シート高が低いからですね。この点はとても安心。

・シート高 735mm
・車両重量 163kg

車体も軽いので、何とかなりそう・・・でもないか。

環状7号線をUターンしようとし柿木坂交差点で右折レーンで信号待ちしますが、スタートでいきなりエンスト。(大汗;)

焦りながら、バイクにまたがったまま、左側の路肩へ動かします。後ろから車が来なくて助かった。(汗;)

ハザードを点けてエンジン再スタート。
もう環7をUターンできないので、目黒通りを南下します。

バイクのスピード感が半端ない。50kmでもすごいスピードが出ている気がする。
ん〜、絶対にどこかでこけるな、と思いました。

信号待ちで止まるのが難しい。
ブレーキをかけて、クラッチを握ってギアを1速に落として、足を出す。が、トトトとなります。

また、こんなにエンジンブレーキって効いたっけ?
アクセルを戻すとガクンとスピードが落ちます。ギクシャクした走りになってしまいます。

法定制限速度まで出せず、路肩よりをヨロヨロと走ります。
後ろについた軽自動車はイラついたのか、エンジン唸らせて勢いよく追い越していきます。

第二京浜を走り、横浜駅付近まできたところ、誤って一つ前の信号を左折してしまいました。
まあ次の大通りを右折すれば良いだろうと思ったところ、左折しかできず。ではまあ次に第二京浜に当たる交差点を左折すれば良いだろう、と考えていましたが、そこは左折禁止の交差点。(なぜ?)

意に反して東横線の白楽方向へ向かって走っています。
う〜ん、目的の方向へ行けません。

仕方ないので、海の公園は諦めました。

ではどこへ行こうか?
バイク関係で行ったことのあるところといえば、「溝ノ口2りんかん」。
Google Mapで探していきます。

道が空いていて、走り易かったです。
やっと走り慣れてきたのは、2時間ほど経ったところ。2りんかんに着いた頃ですね。

お安いグローブがあったので購入。それまで軍手をしていました。

残り1時間なのでDucati東京大田店へ戻ります。
「風を切って走るのは気持ちがいい」と、このときやっと思えるようになりました。

エストレヤW250 は単気筒なのでそれなりの振動があります。これを心地良しとするか、悪しとするかは人次第なんでしょう。

私は5,000回転以上の振動と、がさついたエンジン音がちょっと嫌でした。
4速、5,000回転で時速50km。よく使う範囲なんですが。
もう少し滑らかな方が良いです。そうなると、多気筒エンジン、排気量も大きいもの、になるんでしょうか?

レンタルバイクはガソリン満タンにして返却します。最後にスタンドによって、ガソリンを満タンにします。
バイクにガソリンを入れるのはどうやるんだ?
今のセルフスタンドは、満タンか、満タンでない場合は、金額かL数を指定して入れます。
自動車のタンクは満タンになったら自動で給油がストップしますが、バイクのタンクは満タンになったら、自動で止まるのか?不安だったので、2Lを指定しました。
普通はどうやるのでしょうか?

何とか立ちゴケせず、転ぶこともなく、事故もなく帰還しました。
汗びっしょり。
40年ぶりのライドは辛くもあり、楽しくもあり、でした。

 

今日のまとめです。

<良かったところ>
・シート高が低く、足つき性に不安が無かったこと
・新しい機能が少なく、昔乗っていたバイク(ホンダ XL250S)に近い操作で出来たこと
・手やお尻は痛くならなかった。特に左手はクラッチを握るので後半つらないか不安だったが問題なし。シートの出来も良いのでしょう。

<辛かったところ>
エンジンブレーキがかかりすぎて、ギクシャクする
・ストップの時に脚を出すタイミングが悪くておっとっととなる
・ストップの時にギヤがニュートラルに入らないことがあった
・交差点を左折する時に横断者がいると、いちどスタートしてから、また止まるのでスムーズにいかない
・5,000回転以上の時の振動とエンジン音が(私にとっては)心地よくない
・ガソリンスタンドで給油の仕方がよくわからん
・止まってのバイクを押し歩く、前進、後進共にうまくできない。車重は重くないけれど、倒れないか不安

辛かったことが多いですね・・・
基本私の技量によるものですが。
40年ぶりのライドだから仕方ないのか、やはり老人には無理なのか・・・