先日のレンタルバイクの記事は、カワサキ エストレヤW250のインプレッションと、40年ぶり(*注)にバイクに乗った私の技量の感想がごちゃまぜとなってしまいました。
またその時々の自分の感情を表せていないな、とも思いました。
少し落ち着いたので、今一度当日を振り返ってみましょう。
ちょっと長いですがご勘弁ください。
当日は梅雨の休みで晴れ。最高気温は30度超えの予報です。
とはいえ半袖Tシャツという訳にはいかないので、長袖ポロシャツを持参して乗車前に着ました。
ズボン(今はパンツというのか)はワークマンのカーゴパンツです。
靴はスニーカーだとチェンジペダルのところが痛いだろうと考え、革性のウォーキングシューズ的なものにします。
長袖でも走っている間は風を受け、丁度いい。でも信号待ちで停車すると暑い。
熱中症にならないように持参した水筒から水を飲もうとしますが、信号待ちではバックパックから水筒を取り出して飲む余裕はないです。かと言ってわざわざ路肩に停車して補給するのも・・・
こんな些細なことにも戸惑いました。
街中走っていると半袖Tシャツの若者が結構いました。
中には手袋無しの素手の方も。
スクーターではない自動二輪に乗っている方でも。
私はプロテクター付きの服を着ていないことに気後れしていましたが、ツーリングではない街中ライドではそうでもないのか。
走行前はとにかくバイクの停車中の取り扱い、特に立ちゴケが恐怖でした。
何せ20代に乗っていたホンダ XL250Sでは良く立ちゴケしたもので。自分のバイクなら仕方ないですが、借り物のバイクを傷つけたら大変=弁償です。
↓ ホンダ XL250Sはこんなバイクです。
エストレヤ、走り始めのスピード感が半端なく、ヒエーって声出しました。たかだか50km程度なのに。
「今日は転ぶか、ぶつかるかするな。生きて帰れないかもしれん。」と思ってしまいました。
暫くすると慣れたのか、真っ直ぐ走るのは気持ちいいし楽しい。でも信号でのストップアンドゴーは大変でした。
ギアを落として停車して、停車中にローギアに入れて、半クラッチでスタート、直ぐに2速に入れる。ギクシャクします。
クラッチ操作が下手なので億劫でした。クラッチがないと良いのにね。
あっ、そしたらSuper Cubになっちゃうのか。
当日一番危なかったのは、交差点で左折する時に、青信号で一旦スタートしたのち、横断歩道を渡る歩行者を待つためにまた停止しようとした時でした。
元の道がやや上り坂になっていて、かつ交差点の路肩側がかなり下がっていたので、左足を着こうとすると倒れる危険がありました。咄嗟に右側に体重をかけ、右足を下ろして事なきを得ました。汗かきます。
返却間近には、こう感じました。
「今日がバイク(オートバイ)を乗るのは最後だな。」
「もう二度と乗る事はないな」
「CL500を手に入れるのは諦めよう」
「CL250をレンタルするも止めにしよう」
40年降りライドで、深く凹んだジジイでした。
*注)良く思い返してみると、48歳くらいの時(15年前くらい)にカワサキ W650に1時間だけ試乗させてもらったことがありました。実家のそばのカワサキ専門店で、ヘルメットも借りれて、無償でした。