オーバー65のジジイはカワサキ W230を駆る夢を見るか?

38年ぶりのリターンライダーは前期高齢者65歳です。カワサキW230を相棒にあちこち行きます。

W230 & MEGURO S1 のスペックを検証する

一昨日、タイで発表となった、W230 & MEGURO S1 のスペック(仕様)を検証してみましょう。

出典はKawasaki Moters Thailandのホームページなので、間違いないでしょう。
日本仕様はタイ仕様と変わることはない、と思われます。だって、ワールドワイドで展開するモデルですし、タイをはじめとする東南アジアでの販売台数の方が圧倒的に多いでしょうから、タイ及び東南アジア仕様がメインになるはずです。

www.kawasaki.co.th

 

スペックは下記の通りです。

・パワーは12.9kW/7,000rpm、トルクは18.6N•m/5,800と低い値です。空冷シングルですから。

・タイヤサイズは、前 90/90-18インチ、後 110/90-17インチ。レトロバイクの定石でしょうか。

・W230とMEGURO S1の違いはシート高だけ。後は全く一緒です。

・あと価格が違いますね。MEGURO S1>W230、18,000バーツ≒8万円弱。メグロブランド料金ですか。塗装も違うのかな。

 

何か比較対象があった方がわかりやすいですね。

きっと販売後に比較対象にされるであろう、カワサキ エストレヤのスペックと比べてみます。Bike Brossさんのデータを参考にさせていただきます。

コメント:

■DIMENTIONS
・全長、全幅、全高サイズは、若干W230の方が大きいです。

・シート高はエストレヤの735mmに対して、W230は745mmと10mm高くなっていますが、これで十分です。
私昨年エストレヤ(正確にはタイ向けのW250)をレンタルして乗った時には、両足が踵までべったりつきました。W230だと多少踵が浮くぐらいではないでしょうか?

・車両重量は、W230の143kgはKawasaki TahiのHPには「curb mass」とあります。ネットで調べてもこれだと言う翻訳がありません。「乾燥重量」だと思ったのですが、「curb weight」を”英辞郎”で調べると『〔自動車の〕車両重量◆乗員は乗らずに、車両運行に必要なオイル、冷却水、燃料などを含めた重量。』とありました。ここでは車両重量として比較します。
とするとW230はエストレヤより18kgも軽い事になります。ちょっと軽すぎますか。でも「軽さは正義」です。これは自転車=ロードバイクの世界の常識です。

■ENGINE
・W230のエンジンの排気量は16ccほど小さいです。KLX230のエンジン流用です。

・ボア、ストロークは大分違います。エストレヤはロングストローク、W230はボアとストローク寸法がほぼ同じスクウェアです。これが乗り味にどう関係して来るのか?興味あるところです。

・パワー、トルクはほぼ同じです。排気量の差程度でしょうか。発生回転数も同じ程度です。

■DRIVETRAIN
・変速機はエストレヤは5速で、W230は6速です。ここは嬉しいポイントです。

・燃料タンク容量はW230が1L少ないです。W230の燃費が明らかでないので航続距離がどのくらい違うかはわかりません。

・タイヤサイズは前後とも同じです。レトロの公式サイズでしょうか。

仕様=カタログ数値だけであれやこれや言っても、あまり意味がありませんね。
早く実車に乗りたいものです。
日本での発売はいつなのか!?